- 住宅でも高まる「スマートロック」人気。どんな鍵?なぜ人気がある? 投稿日 2019年9月18日 08:00:14 (不動産ニュース)
- 初めて住宅を購入する人はここに注意!見落としがちなポイントとは?
- 【2017年新築マンション】平均購入価格は首都圏が5452万円で過去最高、関西圏が4060万円で微減
- 住宅購入で親子の距離が縮まる!?「親の面倒をみたい」が過去最高に
- 「ワークライフバランスを支える住まい」が、今後の住宅のキーワードになる!?
- 住宅ローンの借り換えはより低金利が原則! でも15.2%は毎月返済額が増える?
- 「東急東横線」沿線、中古マンション価格相場が安い駅ランキング 2023年版
- 大人の秘密基地「小屋」の奥深き世界。雑誌『小屋』編集長が選んだときめく小屋10選! ガレージ・趣味部屋・菓子店など
- ニューヨーク人情酒場 フェアリー・トシさん突然の休職! ヘルプの頑固寿司職人、神絵師“ブルピじじい”降臨
- 【早稲田大学】周辺のオススメ賃貸情報&家賃相場ランキング2023年版! 早稲田キャンパス(一人暮らし向け)
- 財政破綻の夕張市にオープン「くるみ食堂」。空き家リノベから街も変えたい! 故郷にUターンし、住民・農家も応援
- 首都圏の住宅流通市場、昨年は価格は上昇&成約は減少と硬直気味。2023年はどうなる?
- 高円寺の愛され純喫茶を訪ねて。『純喫茶コレクション』著者・難波里奈さんと、私語禁止の名曲喫茶や老舗店で昭和レトロを味わう
- 【慶應義塾大学】周辺のオススメ賃貸情報&家賃相場ランキング2023年版! 日吉&三田キャンパス(一人暮らし向け)
- 純喫茶から譲り受けた家具でつくったお部屋「喫茶 あまやどり」。東京喫茶店研究所二代目所長・難波里奈さんの昭和レトロあふれるおうち拝見
- 世界の名建築を訪ねて。“曲面テラス” に覆われた超高層集合住宅タワー「アクア・タワー(Aqua Tower)」/アメリカ・シカゴ
- 田んぼに浮かぶホテル「スイデンテラス」の社員はU・Iターンが8割! 都会より地方を選んだ若者続出の魅力とは? 山形県鶴岡市
- 【明治大学】周辺のオススメ賃貸情報&家賃相場ランキング2023年版! 和泉キャンパス(一人暮らし向け)
- 東京都23区のファミリータイプの賃貸住宅が活況。就業環境や働き方の変化が影響?
- 若者も高齢者も”ごちゃまぜ”! 孤立ふせぐシェアハウスや居酒屋などへの空き家活用 訪問型生活支援「えんがお」栃木県大田原市
- 高齢者・外国人・LGBTQなどへの根強い入居差別に挑む三好不動産(福岡)、全国から注目される理由とは
- 世界で5番目に高額なシンガポールの不動産。一方で高い持ち家率、その理由は?
- 高齢者や外国人が賃貸を借りにくい京都市。不動産会社・長栄の「入居を拒まない」取り組みとは
- 2023年は省エネ住宅がお得!補助が出る優遇制度、活用方法を解説。「住宅省エネ2023キャンペーン」はじまる
- 世界基準の“超省エネ住宅”パッシブハウスの高気密・高断熱がすごい! 190平米の平屋で空調はエアコン1台のみ
- 近所の農家と消費者が育むつながりが地域の心強さに。「縁の畑」が始めた”友産友消”とは?
- 【フラット35】同性パートナーの申込み、今年から可能に。必要書類、住宅ローンの返済方法は?
- リノベーション・オブ・ザ・イヤー2022に見るリノベ最前線。実家を2階建てから平屋へダウンサイジングや駅前の再編集など
- ニセコ町に誕生の「最強断熱の集合住宅」、屋外マイナス14度でも室内エアコンなしで20度! 温室効果ガス排出量ゼロのまちづくりにも注目
- パリ郊外の元工場を自宅へ改装。グラフィックデザイナーが暮らすロフト風一軒家 パリの暮らしとインテリア[16]
- ニューヨーク人情酒場 現代のアメリカンドリーム・寿司職人に私はなる! 師匠は元意外な職業
- IoT技術で進化した「スマートバス停」が便利すぎる! インバウンド対応や自販機一体型も登場
- コロナ後に地元を盛り上げたい人が増加。駄菓子屋やマルシェなど"小商い"でまちづくり始めてみました!
- 瀬戸内国際芸術祭の舞台、人口800人弱の”豊島”に移住者が増えている! 「余白のある」島暮らしの魅力とは?
- 3Dプリンター建築に新展開!複層階化や大規模化に大林組が挑戦中。巨大ゼネコンが描く将来像は宇宙空間にまで!?
- 収穫お手伝いで食事・宿を無償提供!? 国内外からサポーター集う「オキオリーブ」関係人口の起点に 高松市
「スマートロック」が普及し、進化している。それはさまざまなメリットがあるからだ。スマートロックとはどんなものか、なぜ普及しているのかについて見ていこう。【今週の住活トピック】
近づくだけで解錠できる最強のスマートロック発売/エナスピレーション
鍵を使わずに鍵を開ける?スマートなロックとは?
「スマートロック」とは、鍵(キー)を使わずに玄関の解錠や施錠をする仕組みのこと。従来は、鍵を錠前に差し込んで、錠前の形状と鍵ヤマが一致することで解錠するのだが、スマートロックはITを使って一致することを認証する。認証の方法はいろいろあるが、最近では、スマートフォン(スマホ)を使う方法が一般的になっている。
そのメリットは利便性にある。帰宅したときに、鍵を探して取り出し、ダブルロックなら2回差し込んで解錠するという工程が不要になる。なかにはスマホを近づけるだけで解錠できるものもあり、両手に荷物を持っていても解錠がラクにできる。
(画像提供:エナスピレーション)
また、スマートロックの多くは、一定時間を過ぎると自動で施錠するオートロック機能が備わっているので、鍵のかけ忘れの心配がない。鍵(キー)の複製をされにくい、鍵穴が露出しないものが多いなど、防犯上のメリットもある。
「ファミリーキー」や「ゲストキー」の合鍵を発行することも可能で、不在時に一定時間だけ解錠できるゲストキーを使って知人を入室させることも可能だ。
その一方で、スマホを持たずに外に出て自動施錠で締め出されることもあれば、システムトラブルや電池切れなどで認証が行われないというリスクもある。そうした場合の対応方法をあらかじめ用意しておく必要もある。
今回リリースを紹介した、エナスピレーションのスマートロックは、スマホアプリに加え、指紋、カード、暗証番号などさまざまな解錠方法に対応することで、締め出しにも対応し、開き戸だけでなく引き戸にも使える製品だという。
こうした多様な製品が登場することで、スマートロックの利用者が増えているのが現状だ。
住宅を仲介する現場では、「セルフ内見」のニーズが高かった!
そもそも筆者が、住宅のスマートロックを知るようになったのは、住宅を仲介する現場で使われるようになったことからだ。
賃貸住宅や中古住宅を仲介する場合、部屋の内見のために、借り手や買い手側の不動産会社の営業担当者が大家や売り手側の不動産会社から鍵を受け取り、現地に行って鍵を開ける必要があった。あるいは、内見する家のどこかに設置されたキーボックスの暗証番号を聞いて、営業担当者がキーボックスから鍵を取り出して解錠するかになり、いずれの方法でも営業担当者が必ず現地に行かなければならない。
案内する側にとっては、住み替えのオンシーズンになると、平日の夕方や週末に内見者が増えて手が回らないという課題があり、内見する側にとっては、好きな時間に見たい、営業担当者なしでじっくり見たいという要望があった。
この課題を解決したのが、スマートロックだ。スマートロックを使うことで、営業担当者不在でも「セルフ内見」ができるようになった。
また、賃貸住宅では、入居者が入れ替わるとその都度、防犯上の理由から鍵を交換するのが一般的だ。所有する貸室の鍵をスマートロックに切り替えれば、鍵自体(キーシリンダー)を交換する必要がなくなるため、手間も費用も掛からない。こういったこともあって、特に賃貸住宅でスマートロックが普及していった。
さて、不動産会社や大家側の課題は別として、利用する側の利便性も認知されるようになった。特にITの利用に慣れている若い世代にとっては、スマートロックの認証方法を理解し、上手な活用も検討できるので、より利便性を感じることができる。
住宅にスマートロックが搭載されていない場合でも、既存の鍵にカバーをかぶせる後付けの製品を使って、個人単位で利用することもできる。こうした環境を受けて、今後もスマートロックの普及と進化が続くことだろう。
元画像url https://suumo.jp/journal/wp/wp-content/uploads/2019/09/167194_main.jpg
あわせて読みたい─関連記事─
住まいに関するコラムをもっと読む SUUMOジャーナル
Source: news
最新情報